特定非営利法人ハートフレンド 子どもが主人公になる居場所づくり~人と人がつながる町づくりを目指して~

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第1回 よみうり子育て応援団大賞の受賞

「第1回 よみうり子育て応援団大賞」の受賞にあたり(2007・9・23)
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第1回よみうり子育て応援団大賞 大賞受賞企画
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平成14年、桑津小学校の北側に仮設の消防署が建ちました。1年間、消防署として使われた後、取り壊す予定でした。その頃、地域の中で、子ども達が遊べる所は、小学校の校庭か小さな公園だけでした。「子ども達がのびのびと遊べる場所がほしい。」これは、すべての親の願いです。そんな願いを桑津連合振興町会の佐倉謙二会長が叶えてくださいました。行政と交渉して、仮設消防署を借りてくださったのです。
平成15年12月1日、子ども会の活動をしている15名の母親が集まりました。
「すべての子ども達の居場所づくりと様々な地域の方々のコミュニティの場づくりをしよう。」を目的にした、新しい組織、「ハートフレンド」が誕生しました。活動当初の内容は、「てらこや」「あそびのてらこや」「育児サポート」の3つでした。「こんな活動があればいいね、きっとお母さんや子ども達が喜んでくれるね。」「自分の子どももぜひ参加させたいわ。」活動内容は、自分達で考えました。その後、文部科学省地域子ども教室推進事業において、(社)全国子ども会連合会から再委託を受け、地域子ども教室を5教室運営してきました。この地域子ども教室の運営が、活動を広げていきました。
「てらこや」「あそびのてらこや」「ジュニア・リーダークラブ」「文化部活動」「スポーツ部」の5教室には、約250名の子ども達が参加しています。
そして、子ども達の居場所づくりの推進は、自然に、乳幼児の親子や高齢者までの世代を巻き込み、地域の子育て支援活動へと繋がっていきました。ハートフレンドは、平成18年4月3日に団体の活動の継続のために、法人化し、NPO法人ハートフレンドとなったのです。
子ども達の居場所づくりは、地域の子育て支援に繋がり、そして、地域の中のきめ細かなニーズに対応していくことで、地域福祉の推進が新たな目標となってきました。
平成19年4月に読売新聞社主催「よみうり子育て応援団大賞」に、勇気をだして、ハートフレンドの今までの経過とこれからの夢(課題)を書いて応募しました。全国から464件の応募がある中、NPO法人ハートフレンドが、「子育て応援団大賞」をいただいたことは、本当に有り難く、光栄なことです。
この受賞は、佐倉連長初め、多くの地域の方々のおかげです。「地域で子育て」「みんなで子育て」「すべての人に優しい居場所づくり」を、多くの方々が実践してくださっているおかげです。この受賞をこれからの励みとし、今まで以上に、地域の多くの方々に喜んでいただけるように、活動を続けていきたいと思います。地域の方々に感謝するとともに、私達に夢と勇気を与えてくださった読売新聞社に深くお礼を申し上げます。
そして最後に、ハートフレンドを支えてくださっているスタッフ、会員、講師の皆様、その家族の皆様、心から感謝したします。これからもご支援の程、どうかよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人ハートフレンド
代表理事 德谷章子
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