特定非営利法人ハートフレンド 子どもが主人公になる居場所づくり~人と人がつながる町づくりを目指して~

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2013 こども防災リーダー養成講座(一泊避難所体験事業)実施報告書

(目的)
災害時にどのように動けばいいかを実際に宿泊で体験して多くの「気づき」を学び、「命を守る力」としていくことを目的とする。
(事業内容)
日時平成25年10月19日(土) 午後1時~3時  説明会&講演会
平成25年11月9日(土)10日(日)一泊二日 場所:桑津小学校多目的室
参加者 小学4年生~6年生  31名
体験プログラムの内容
時 間内 容講 師備     考
9日18:00集合:多目的室 挨拶佐倉会長
多羅岡校長
PTA会長
東住吉区長
タイムスケジュールの確認
荷物を確認
19:00夕食(非常食)区役所お湯を薪でわかす
20:00勉強会①大阪市危機管理室地震のメカニズムについて
21:00勉強会②区役所 新聞紙でスリッパを作ろう
勉強会③区役所ダンボールで簡易トイレを作ろう
22:00就寝ダンボールと毛布で工夫する
10日 6:00起床 朝食市販のおにぎり
7:30勉強会④消防署 救急処置の仕方・ロープのくくり方
9:00「気づき」をまとめる徳谷一人一人が発表する
10:00修了式牧教頭修了書を授与
                                           

薪でお湯をわかす

新聞紙スリッパ

ダンボールで簡易トイレをつくる

寝床を工夫する

ロープのくくり方

修了書を持って集合
主催:特定非営利活動法人ハートフレンド  桑津地区青少年指導員連絡協議会  桑津小学校はぐくみネット
協力:東住吉区役所 東住吉消防署  特別協力:近畿労働金庫地域共生推進部
子ども達の感想
・非常食はみんなで分け合わないといけない。
・この経験を活かして防災リーダーになりみんなを助けたい。
・ダンボールは大切な資材だ
・騒がない、急がない、頑張る、一緒に逃げる「さ・い・が・い」
・勉強することであとで役に立つんだ。
・災害時に活躍したい
・ロープの結び方が難しくて苦戦した。
・地震は本当に怖いということをあらためて思った。
・新聞紙スリッパは丈夫だ。
・水は食糧を確保して安全に気を付けてお年寄りなどのお手伝いをする。
・新聞紙スリッパを作る時に新聞紙でもこんなに役に立つことがわかった。
・ダンボールのトイレは二人乗っても潰れなかった。ダンボールは丈夫だ。
・本当の災害でも役にたつようになりたい。
・震災で苦しんでいる人が多くいることに気付いた。
・何かとても疲れたけれど、この経験を活かして本当に避難したときみんなを助けていきたい。
・災害時はみんなで助け合わないといけないことがわかった。
・簡易トイレを作るのは大変だった。
・タンスは家具を固定しておかないと危険だ。
・寝床を創るのが難しくて寝にくかった。
・地震はいつ起きるかわからないのでいつも持ち出し袋を用意してラジオは絶対に入れていかないといけない。
・みんなで協力することを一生懸命にした。
・楽しかった。
・災害は大変だ。
・災害の恐ろしさを改めて知った。もしもの時に荷物を揃えておきたい。
・おじいちゃんを守ってあげる。おんぶする。わがままを言わない。
・災害時お年寄りの荷物を持ったりして助けてあげたい。
・今まで災害に関して何も思っていなかったけれど防災リーダーに参加して本当に災害がおきたとき、もっとひどい
生活をしなくてはいけないことを学んだ。災害時に役にたちたい。
・防災のバックを今日帰ったら創る。
・避難所の生活は、大変なことがよくわかった。
考察
・子ども達、ひとり一人が考えて「持ち物」を創り、プログラムの過程でも「考える」ということをしっかりと実践した。
大人も共に学ぶ機会になった。
・防災に対して危機感を持ち、日頃の防災対策を家族に伝えたいという意見も多く、子ども達から家族や地域の人に
「防災対策をしよう」というメッセージが伝わる期待が持てた。
・来年度も実施したいという声も多く、今後の活動に期待できる。

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